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神経障害のチェック
神経障害のチェック
圧触覚検査(モノフィラメント)
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10gの圧が加わるモノフィラメントを用いて、足底の 複数箇所を、フィラメントが90度に曲がるように圧迫します。患者様は、閉眼した状態で実施し、知覚できるかを確認します。
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複数箇所で知覚できない場合、異常と判断します。
振動覚検査
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128Hz音叉を用います。
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閉眼患者様の母趾背側に振動させた音叉を当て、感知しなくなるまでの時間を計測します。
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10秒以内に感知できなくなったら、異常と判断します。
循環障害のチェック
体毛や皮膚温の確認・動脈の触知
□ 足趾・下肢の体毛有無
□ 足背動脈・後脛骨動脈の拍動の触知
□ 足部・下腿の体温左右差
(AAA3分間足病チェックシートより一部抜粋)
足の運動機能のチェック
足部変形
・鷲爪趾変形(Claw toe)、槌趾変形(Hammer toe)などの足部変形を確認します。
・骨突出については、足底を指で触れて、
①鷲爪趾変形での中足骨頭部の突出
②シャルコー関節症の舟状骨・立方骨の突出
を確認します。
関節可動域
足関節や第1中足趾節関節の関節可動域を確認し、明らかな制限が存在する場合を異常と判断します。
足部への介入
IWGDFのガイドラインにおいて、足病変の予防には
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適切なフットウェアを着用する。
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潰瘍形成前の徴候がないか、皮膚を頻繁に確認する。
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足底圧をさげること・可動域を増大させるために、運動療法を実施する。
ことなどが、推奨されています。
詳細は、ぜひ研修会でお伝えさせていただきます。
※研修会は準備中です
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